ファームの良さを「引き出す」環境整備

 コミュニティ形成の場として可能性をもっと引き出し、畑井尻をしない人もファームに愛着が持てるようにと様々な環境整備を行いました。

 

草刈り

  真夏ということもあり、畑周りの原っぱは手入れをしないと大変なことに。これでは来た人がのんびりするにもそわそわしてしまいそうです。

 

 こういった頻繁な手入れは、本当は私たちのような外部の人間がやるべきではないかもしれません。しかし、現在いる友結ファーム委員会メンバーだけでは負担が大きすぎることなどを考慮した上で草刈りを行いました。

 

 鎌を使い手作業で草刈りをしましたが、これがなかなかおもしろく…私たちだけではなく長洞の方々とわいわい作業できたら楽しいだろう(けれど何しろ暑い)なあと思いました。

↓外からでも覗けるように!
↓外からでも覗けるように!

門の改良

 鹿が侵入しないようにファームの入り口にはしっかりとした門があります。ですが、門が閉まっている=入ってはいけないという印象を与えてしまう可能性がある為、門の裏表に「ご自由にお入りください」という看板を取り付けました。

色々な場面で一緒に作業をした方とぱちり。いい笑顔です
色々な場面で一緒に作業をした方とぱちり。いい笑顔です

ファーム内の野菜マップ改良

 ファームのそばにある、その時に育てている野菜が一覧できる看板がより使いやすくなるよう工夫を施しました。もともとこの看板は北海道の酪農学園大学の方々が作ったものです。

とっても器用
とっても器用
風が吹いても大丈夫
風が吹いても大丈夫

あずまや建設

 ファームにひと休みできる休憩スペースが欲しいということで、あずまやを建設しました。団地に住む棟梁の方が設計・建設を行い、私たちは微力ながらも建設のお手伝いをしました。


 あずまや建設記念お月見はまっぺしで住民の皆さんにあずまやがお披露目されましたが、お互いの労をねぎらう名コンビのお二人はとても素敵な表情をしていらっしゃいました。

 

 また、その時に棟梁さん方お二人から言われたのは「手伝ってくれてありがとう」。これは、お二人があずまやに関する主役・主体であったことを証明する言葉です。ものごとの言いだしっぺは支援団体側だとしても、主導権が住民の方側に移っていくうちに「自分たちの手で仮設団地を暮らしやすくしていこう」という気持ちが生まれるのではないでしょうか。